2021/02/10 06:32

やっと製作に取り掛かることができました。


おかげさまで数多くのオーダーを頂いており、なかなか個人的なものづくりに着手できない日々が続いておりました。

現状は天板その他の部材を横ハギして大きな材料にしていく工程のみですが・・・
そこで改めて手押しカンナと自動カンナは必需品だなぁと感じたのでその件に関して綴ってみたいと思います。

手押しカンナと自動カンナは随分前に購入していたのですが、ダンボールの開封もせずに眠っておりました。
そこまで精度の必要な物を作ってないと考えていたからなのですが、その考えは完全に間違っていました。
精度の必要なものを作るから必要なのではなく、使うことによって精度の高い物が作れる。
ということに遅ればせながら気づき、テーブルソー、スライド丸のこに次ぐ使用頻度となりました。

例えば横ハギ・・・
今まではテーブルソーで材料を切りそろえてそのまま接着していました。
それでもある程度きれいに接着することはできるのですが、イマイチ感が漂います。
表裏も鉋やサンダーできれいに仕上げるのですが、時間がかかる。

今は手押しカンナで3面削って基準面とその他2面の直角をとってジョイントカッターで加工し接着。
基準面のみきれいにして自動カンナへ投入。
その後仕上げのサンダーでほぼ完成。
かなりの時短です。

接着完了時点で基準面の目違いは殆どないので、ボンドのはみ出しを削り落とし、軽く鉋掛けしてサンダー。
はかどります。

DIYをやっているすべての人に必要な道具ではないかもしれませんが、あると確実に作品のレベルが上がる道具だと思います。

場所とお金に余裕のある方は是非購入を検討してみては?